
ユアサ・フナショク株式会社様
【業種】総合食品商社
【事業内容】食品・食材の卸売、ビジネスホテルの経営、不動産の賃貸
【創業】1937年(昭和12年)1月18日
【従業員数】225名

課題
・精米工場の15年以上稼働していた制御用PCが、12月以降に頻繁にフリーズして工場停止の危機
・メーカーサポート終了、他業者も「修理不可」「部品調達不能」と対応を断念
・停止が長引けば数千万円規模の損失が発生する恐れ
導入
・数々の実績を持つ「日本ピーシーエキスパート」に修理を依頼
・安定稼働を狙い、既存環境を新ハードへコピー&延命するプラン及び、予備機制作を選択
・海外ネットワークを活用して国内調達不能な部品を入手・交換
成果
・工場ラインは停止せず稼働継続を実現 設備更新までの1~2年の猶予を確保
・数千万円規模の損失を回避し、コスト・時間を大幅削減
・予備機制作も行い、故障前より圧倒的安定稼働を実現
千葉県で食品卸売業を営むユアサ・フナショク株式会社様。同社の精米工場では、長年にわたり3台の産業用パソコンで製造ライン全体を管理・制御してきた。しかし、その「要」となるPCがついに限界を迎え、工場全体の稼働停止という危機に直面することに。そんな窮地を救ったのが、日本ピーシーエキスパートの「延命・修理サービス」だった。
目次
・制御用PCの停止による業務への影響
・PCの延命・修理を依頼した理由
・日本ピーシーエキスパートに依頼するメリット
・日本ピーシーエキスパートに対する期待
制御用PCの停止による業務への影響
◾︎15年以上酷使された”司令塔”
「このパソコンが止まったら工場は動きません。精米、包装、重量管理、帳票出力…すべての工程が一台に集約されていたんです」と語る担当者。
使用されていたのはWindows 7を搭載した産業用PC。導入から15年以上が経過しており、すでにメーカーのサポートは終了。他業者に相談しても「修理不可」「交換しかない」と断られ続けたという。
そんな中で見つけたのが、日本ピーシーエキスパートだった。

◾︎止まったら終わりの恐怖と緊急対応
「12月に2度フリーズが発生して、もう電源の入れ直し以外に回復手段がないと言われたときは、正直、血の気が引きました」
停止すれば、工場ラインはすべてストップ。代替生産を外部に依頼すれば、納期もコストも大幅に跳ね上がる。最悪、数千万円規模の損失が出る可能性もあったという。
ネットで「Windows 7 修理」「産業用PC 延命」などあらゆるキーワードを駆使して検索。実績と信頼性を重視し、日本ピーシーエキスパートにたどり着いた。

PCの修理・延命を依頼した理由
◾︎実績と柔軟な提案力が決め手
依頼の決め手となったのは、数々の研究機関や大手企業での修理実績、そして複数の選択肢を提示する柔軟な対応力だった。
「予備機制作、修理+延命、応急修理など複数のプランを提示してもらって、丁寧でわかりやすかった。今回は一番長く使える形で、修理+延命のプランを選びました」
結果、PCの延命に成功し、工場は無事稼働を継続。長年使い続けたシステムを急遽入れ替える必要もなく、コストと時間の大幅な削減につながった。
◾︎「世界中から探せる安心感」
「どこも修理を断る中で、日本ピーシーエキスパートさんだけが“世界中から部品を探せます”と言ってくれた。あれは本当に安心材料でした」
実際、日本国内では調達できなかった部品を、海外のネットワークを通じて入手し、修理を実現。万が一に備えて作業後のサポート体制もしっかり整っており、依頼から納品後まで不安なく任せられたという。
日本ピーシーエキスパートに依頼するメリット
◾︎ただの修理屋ではない
日本ピーシーエキスパートは、単なる修理屋ではなく、工場の安定稼働を支えるために、さまざまなプランを提案できる提案力が強みです。次回の更新は数年後となるため、それまで安定稼働を維持できるよう、「修理+延命プラン」を選択し、さらに予備機の製作も依頼して、絶対に工場を止めない体制を構築してもらいました。
「最悪の場合、工場を手動で一部だけでも動かす計画まで立てていましたが、それも必要なくなって本当にホッとしました」。
◾︎費用対効果について
最終的に、PCは無事修復され、精米工場の稼働は維持。設備更新の話し合いが進んでいるとはいえ、新システムの導入には1~2年の時間がかかるのが現実です。その「つなぎ」として、今回の延命処置がもたらした価値は計り知れません。工場が停止し、製造が外注となれば、数千万円規模の損失が発生していた可能性もあるといいます。
「費用対効果としては、圧倒的に安かったです。なにより工場を止めずに済んだということが最大の成果です」。
日本ピーシーエキスパートに対する期待
◾︎これからの期待
修理完了後も、安定稼働を続ける同工場。納品後のサポートにも特に不満はなく、安心して運用できているとのことです。インタビューの最後、担当者はこう語りました。
「本当に“困ったときの最後の砦”だと思いました。日本中を探しても見つからなかった解決策を、ここでは見つけられた。世界中から部品を集められる体制があるというのも、本当に心強かったですね」。
今後も日本ピーシーエキスパートは、産業用PCの延命を通じて、製造業の現場を支えていきます。技術の進化とともに失われゆく「古いけれど必要なもの」を守るために――。その存在価値は、今後ますます高まっていきそうです。

お忙しい中インタビューにご協力頂きありがとうございました
【業種】機械・金属製品製造、プラスチック製品製造 等

■課題
・三次元測定器専用PCが突然起動不能に
・メーカーに相談したが「対応不可」との回答
・代替機はあるが、精度確認に必要なため早期復旧が望ましかった
■導入
・実績豊富な当社のサイトを見つけ、依頼
・複数プランと丁寧な資料により、内容と費用が明確で判断しやすかった
・費用と延命期間のバランスから最適プランを選択
■成果
・修理完了後、測定器は正常に稼働し業務に支障なし
・修理による延命で、設備更新の必要が数年先に延ばせた
・今後の他機器トラブルへの備えとしても安心感を得られた
製造業C様は、精密なプラスチック金型の製造を中心に、自社製品としてダーツ機器の製造・販売も手掛ける、技術力と創造性を兼ね備えた製造業者だ。今回お話を伺ったのは、同社で設備管理や品質保証を担当されているご担当者様。製品の最終的な精度を測るために欠かせない三次元測定器に接続された産業用PCが突然故障し、当社へ修理のご依頼をいただいた経緯を中心に、率直なご感想を伺った。
目次
・三次元測定機の突然の故障
・日本ピーシーエキスパートに依頼した経緯
・日本ピーシーエキスパートに期待すること
三次元測定機の突然の故障
◾︎「突然の故障」で頼ったのは、実績と情報開示に信頼が持てた当社
「まったく前兆もなく、ある日突然PCが起動しなくなりました。測定器専用のPCだったため、大きな業務停止にはなりませんでしたが、やはり困りましたね」とご担当者様。故障したPCは三次元測定器の制御用で、金型の精度を確認し保証するための重要な装置であった。
まずメーカーに問い合わせたところ、すでに製造から年数が経過していたこともあり、修理不可との回答。代替案がなく、インターネットで「PC型番」「三次元測定器」「修理」などのワードで検索を重ねた結果、当社の過去の修理実績ページを発見。「実例がしっかり紹介されていて、これなら信頼できると感じました」と語る。
日本ピーシーエキスパートに依頼した経緯
◾︎複数プランの明示と分かりやすい資料で、すぐに決断
当社が提示した複数の修理プランには、修理内容・費用・延命可能期間の目安が明確に記載されており、「内容がよく整理されていて、どこまで対応してもらえるのかがすぐに把握できた」との評価をいただいた。
選択の決め手となったのは、修理後にどれくらい使えるかという延命期間と費用対効果のバランス。「今回はバックアップ機としての活用でしたので、すぐにでも更新が必要という状況ではなかった。でも、延命できるならその方が効率的という判断でした」
◾︎「直らないなら仕方ない」と思っていたが、しっかり復旧――信頼感に変わったサービス体験
実際の作業は、当社へのPC発送から始まった。「最初は、正直どこの会社か分からなかったけど、過去の実績紹介や丁寧な案内があり、不安なく発送できました」とご担当者様。
修理は無事に完了し、装置は元の性能を取り戻した。「費用面で考えても、2~3年延命できれば十分に元が取れる。結果的に、とてもいい投資になったと思います」。納品後もトラブルはなく、スムーズに稼働しているという。
日本ピーシーエキスパートに期待すること
◾︎修理という手段から、ものづくりの継続を支えるコンサルティングへ
当社は単なる修理業ではなく、設備トラブルという課題の本質を見極め、継続的な生産活動を支援するためのコンサルティング的視点を重視している。この点についてご担当者様は、「最初は単なる修理屋さんかと思っていましたが、話を聞いて、設備全体の運用を見てくれていると知り、信頼感が増しました」と語る。
さらに、「壊れたら終わりだと思っていたPCが直ったことで、他の機械も何とかなるんじゃないかという安心感が生まれました」と、今後への期待も寄せていただいた。
◾︎今後に向けたメッセージ
最後に、当社への期待を伺った。
「古いPCや機器を支えるこういったサービスは、私たちのような製造業にとって非常にありがたい存在です。費用だけではない価値があると思っていますので、これからも長く事業を続けていただきたい。今後またお願いする機会もあるかもしれません」。
突発的な機器トラブルは、製造現場において避けられないリスクの一つだ。だが、そこに適切な対策と対応力があれば、設備の寿命を延ばし、コストを抑えながら安定した生産活動を維持できる。その一助として、当社のサービスが今後も役立っていければ幸いである。

お忙しい中、インタビューにご協力頂きありがとうございました

中央自動車大学校様(鎌ヶ谷キャンパス)
【業種】学校
【事業内容】高等教育機関
【生徒数】310名

■ 課題
・約25〜30年使用していた大型測定機器用PCが完全に起動しなくなった
・メーカーのサポート終了により修理対応が困難
・機器の入れ替えには約3,000万円・1年待ちという選択肢しかなかった
■ 導入
・インターネットで「大型機械用コンピューター」などのキーワードで検索し、当社を発見
・初期対応が迅速かつ丁寧で、複数の提案をわかりやすく提示
・最も長く使用できるプランを選択し、修理・延命を依頼
■ 成果
・完全に起動しなくなっていたPCの延命に成功し、実習継続が可能に
・新規設備導入の高額コスト(3000万円)、時間の大幅削減
・明確な説明と丁寧な対応により、信頼感と安心感を得られた
千葉県にある自動車整備士の育成を目的とした学校法人。2級整備士、1級整備士、車体整備士といった資格取得を目指す学生たちが、日々実習に励む専門教育機関です。長年にわたって実習で使用してきた大型測定機器用のPCが、ついに完全に起動しなくなりました。
目次
・PC故障による業務への影響
・PC修理、延命をした理由
・修理・延命によるメリット
・日本ピーシーエキスパートに期待すること
PC故障による業務への影響
◾︎止まった馬力測定装置
実習で長年活用されてきた「自動車の馬力測定装置(シャシダイナモ)」が、突如として動かなくなりました。装置に組み込まれていた産業用コンピューターが、ついに完全停止してしまったのです。
「この装置は、完成した整備車両が正常に走行できるかどうかを確認するためのもの。これが使えないと、学生が手がけた車の最終確認ができない。非常に困りました」
実際に使用されていたのは、今の校舎が建って以来、25年から30年近く稼働してきた機械でした。数年前から起動時の不安定さはあったものの、いよいよまったく立ち上がらなくなり、実習にも大きな支障が出てきたといいます。

PC修理、延命をした理由
◾︎「サポート終了」…打ち砕かれた期待
まず相談したのは、当初この機械を仲介してくれた業者でした。しかし、すでにメーカー側のサポートは終了。「修理はできない」と言われたそうです。
「いくつかの業者さんにも相談しましたが、半分しか動かせないとか、応急的な提案ばかり。実習に耐える内容ではありませんでした」
そんな中、インターネット検索で偶然見つけたのが、日本PCエキスパートのホームページでした。
「“大型機械用コンピューター”のようなキーワードで検索していたと思います。実績紹介のページで、似たような事例が紹介されていたのを見て、ここなら…と連絡しました」
◾︎明確な説明と素早い対応が決め手に
問い合わせ後、すぐに現地確認が行われ、故障原因や修理方法について3つの選択肢が提示されました。
「どのプランも丁寧に説明してもらえて、すごくわかりやすかった。値段的にも納得感がありました。なにより、まだ使えるのなら長く使いたいという思いがありました」
最終的に選んだのは、機器を最大限延命し、長期間の使用を可能とするプラン。修理にかかる費用と、新規入れ替えにかかる費用(約3000万円)を比較した結果でも、費用対効果は圧倒的だったといいます。
「仮にこの装置が1年間使えなかったら、入れ替えには時間もお金もかかるので、今回の延命修理は本当にありがたかったです」
修理・延命のメリット
◾︎教育の現場にとっての「価値」
この機械は、整備後の車両の走行テストのほか、入学希望者に向けた体験授業などでも活用されていました。大きな音を響かせながら回転する様子は、学生や来校者にとっても印象深いコンテンツの一つ。
「実習だけでなく、体験入学でも魅せられる場面だったので、それができなくなるのは大きな損失でした。今回の修理で、それも守られたのは大きかったですね」
加えて、作業中のサポート体制やアフター対応も丁寧で安心感があったと振り返ります。
「パソコンの素人でもわかるように、細かい写真や原因の説明があって、本当に安心してお願いできました。途中で“これは直る”という確信が持てたのは大きいですね」

日本ピーシーエキスパートに対する期待すること
◾︎「ものづくり」を支える企業への期待
今回の体験を通じて、産業用PC延命の重要性をあらためて感じたといいます。
「製造業の方々は、きっともっと深刻な場面で悩んでいると思います。本当は使えるのに、サポート終了で諦めてしまう。そういう方には、ぜひ一度相談してみてほしいです」
そして最後に、日本ピーシーエキスパートへの応援の言葉をこう語ってくれました。
「MADE IN JAPANの技術を、こういう形で支えてくださる企業はとても貴重です。これからも“直すことで支える”という姿勢を続けてほしいですね」


【業種】 大学教育機関・研究機関
【研究内容】光通信用素子の研究
【生徒数】約4000人(理工学部)

【課題】
・10年以上使用の研究用PCが相次いで故障し、研究・教育活動に支障
・特殊な拡張ボード搭載のため代替機の確保が困難
・ファイルサーバー停止で重要な研究データにアクセス不可
【導入】
・日本PCエキスパートに延命修理を依頼
・目的に応じた複数プランから最適な修理方法を選択
・特急対応により、1週間以内にシステム復旧
【成果】
・学生の卒業・修論研究が無事継続、研究活動への影響最小化
・高額な機材更新費や機会損失を回避
・修理後も安定稼働、クラウド移行の足掛かりとしても有効活用
最先端の研究現場では、1台のPCが数十人の研究者や学生の未来を左右することがあります。今回ご紹介するのは、ある大学の研究室で10年以上使い続けられていた2台のPCが突然故障。修理によって、卒業・修士論文の進行が守られた実例です。
目次
・教育と研究を支える、止められないPCの役割
・突然のトラブルと切迫するスケジュール
・日本PCエキスパートの柔軟かつ迅速な対応
・修理のその先にある価値と未来への期待
教育と研究を支える、止められないPCの役割
■教育・研究の中枢を担うPCの重要性
教授が率いる研究室では、20名ほどの学生が日々研究に取り組んでいます。今回修理を依頼された2台のPCのうち、1台はLinuxを搭載したファイルサーバー。研究室内の重要なデータ共有に使用され、セキュアな環境を保つためIPアドレス制限をかけたクローズドな構成となっていました。
もう1台はWindowsマシンで、光通信用素子の性能測定を行うための実験制御用PC。専用の測定器と特殊なボードが3枚搭載された、非常に代替が難しい構成でした。


突然のトラブルと切迫するスケジュール
■10年超の稼働、そして突如訪れた沈黙
長年研究を支えてきた両PCですが、ある時期から徐々に不調の兆しが現れました。ファンの異音、ブルースクリーンの頻発──「騙し騙し」使い続けていたものの、やがて起動不能に。Windowsマシンについては、測定に不可欠であったため、すぐに修理を決断。ファイルサーバーについても1か月の停止後、同時に修理を依頼することとなりました。
「失われたのはPCではなく“時間”だった」
「起動しなくなった瞬間、これはまずいと感じました」。教授は当時の焦燥感をそう語ります。研究室ではクラウド移行を進めていたものの、過去のデータの多くはファイルサーバー上に保存されており、アクセス不能な状態に。さらに、Windowsマシンの不調は、測定や論文作成のスケジュールにも深刻な影響を及ぼしました。
学生の中にはPCに詳しい者もおり、応急的に対応してくれていたものの、もはや限界。機器メーカーからは買い替えを勧められたものの、特殊な構成のため納期は3か月待ち。その期間は、まさに卒論・修論の追い込み時期でした。
■「その3か月が命取り」──時間を買うという選択
「3か月待てない。それが正直な気持ちでした」。そんな中で依頼したのが、日本PCエキスパート。過去にも自宅PCや研究室の修理を依頼した実績があり、信頼感もあったと言います。オンライン見積りや、写真付きの修理進捗報告など、透明性の高い対応が決め手となりました。
日本PCエキスパートの柔軟かつ迅速な対応
提案された修理プランは複数あり、教授が選んだのは「必要最低限の延命処置」。新規PCの納品までの3か月間だけ動いてくれればよい、という明確な目的があったからです。
「選択肢があるというのは、本当にありがたかったですね。コンサルティング的な視点で“どうしたいか”に合わせて最適解を提示してもらえたように感じます」。
■研究費と学生の未来を天秤にかけて
新規マシンの購入費用は約40万円。それに対して、修理費用は高額ながらも、教授にとっては「プライスレス」な価値がありました。もし修理が間に合わなければ、12人の学生の研究がストップし、学位取得が危うくなる可能性も。「機会損失としては1000万円を超える」と語る教授の言葉に、延命修理の重要性がにじみます。
修理は依頼から約1週間で完了。特急対応だったこともあり、年末の繁忙期にもかかわらず迅速に処置されました。「時間を買った」という実感とともに、修理後も現在に至るまで問題なく稼働しているとのこと。

修理のその先にある価値と未来への期待
■研究者としてのエール
「今の時代、何をするにもコンピューターが必要です。新しく買えば済むPCもあれば、そうはいかないものもある。特に研究や開発の現場では、代えのきかない機器が多いんです」。
だからこそ、日本PCエキスパートのような、スピードと的確な提案を両立できる業者の存在は貴重だと語ります。
「今後も、研究現場の“最後の砦”として頼れる存在であり続けてほしい。困ったときは、また必ずお願いしたいです」。

シードシステムズ株式会社様
【業種】電気工事業
【事業内容】自動制御の設計、配線工事の設計等
【創業】平成21年4月1日
【従業員数】13名
■課題
・20年近く稼働している旧型PCの故障により、生産ラインが停止の危機に直面
・古いPLCとの連携が前提であり、設備全体の入れ替えには数億円のコストがかかる
・ 設備メーカーや商社からは対応不能とされ、技術的なサポート先がなかった
■導入
・日本ピーシーエキスパートによる古い産業用PCの延命修理を依頼
・複数プランによる明確な見積提案を受け、用途・期間に合わせた最適なプランを選択
・古いOS・ソフト環境のままPCを再現・復元し、既存設備との互換性を確保
■成果
・数億円規模の設備更新コストを数十万円の修理費で回避
・生産ラインの停止を未然に防ぎ、安定稼働を継続
・パソコン修理を通じて、商社としての顧客満足度・対応力が向上
産業機械や検査機、ロボット制御に関わる制御盤やプログラム設計を手がけ、富山から国内外へと技術を提供しているシードシステムズ株式会社。今回は、同社が携わる製薬会社向けの制御システムで、20年近く稼働していた産業用パソコンの修理・延命対応についてお話を伺いました。
目次
・PCの故障が業務に与えた影響
・日本ピーシーエキスパートに依頼した経緯
・延命で回避できた“数億円”の損失
・新たに築かれた信頼関係
PCの故障が業務に与えた影響
■古い設備を守り続ける「延命」という選択
今回修理を依頼されたパソコンは、製薬会社の製造ラインで使われていたもの。古いPLC(プログラマブルロジックコントローラ)と連携し、ライン制御やレシピの送信、モニタリングを行う中枢として長年活躍してきました。
「今ならタッチパネルで済ませるような処理も、当時はパソコンでやっていたんですよ」と語る担当者。
そのPCが突如として起動しなくなり、業務に大きな影響を与えかねない状況に。予備機があったことで大事には至りませんでしたが、「このままでは生産が止まる。どうにかして延命したい」との思いで、修理を依頼することになりました。
■どこに相談しても断られた「20年モノ」の産業用PC
このパソコン、実は20年近く現場で稼働し続けてきた“ベテラン”です。もともと納品した設備メーカーにも相談したそうですが、「古すぎて対応できない」との返答。既に担当者もおらず、打つ手がない状態でした。
日本ピーシーエキスパートに依頼した経緯
■分かりやすく、信頼できる提案
そんな中、「古いPCを何とかしてくれる会社がある」と聞き、縁があって日本ピーシーエキスパートに相談。「我々もPLCなら対応できますが、パソコンとなると手が出せない。これはお願いするしかないと思いました」。
修理の提案にあたっては、複数のプランが提示されました。延命にかけるコストと効果を丁寧に比較検討できる構成に、「これだけ丁寧な説明をしてくれるなら安心して任せられる」と好印象。
「我々やお客様がパソコンに詳しくなくても、内容がわかる。一般の人にも伝わる見積書って、実はなかなかないんですよ」と語ります。
また、今回選ばれたプランは「目先の3〜5年動けば十分」という前提のもと、必要最小限の費用で最大の効果が得られる内容でした。
「今後、機械自体が寿命を迎えたら、フルで更新すればいい。そのときに向けてのつなぎとして、十分な価値がある延命策でした」
延命で回避できた“数億円”の損失
仮にこのパソコンが修理できず、システム一式を更新することになっていれば、かかるコストは数億円規模。しかも生産停止による納期遅延は、取引先にも多大な影響を与えることになったでしょう。
「数百万円の修理で、数億円の設備入れ替えを回避できたと考えると、費用対効果は計り知れないですね」と担当者。結果的に「タッチパネルに置き換える」などの代替案ではなく、既存のPCをそのまま生かす方法が選ばれたのは、「今の形を変えたくない」という現場の強い意向があったからだと言います。
新たに築かれた信頼関係
■信頼がつなぐ、次の仕事へ
今回の対応を通じて、現場の課題を技術的に解決しただけでなく、日本ピーシーエキスパートとの新たな信頼関係も築かれました。
「古いパソコンをなんとかしたいって話が出たら、迷わず森田さんに連絡しますよ。頼れる人がいるっていうのは本当に心強い」と話す担当者。
コンサルティング会社としての姿勢に対して高い評価をされています。
■エンジニアリングの可能性を広げるために
シードシステムズは、あくまで“設計屋”として、制御盤の設計・試運転に特化した立ち位置を守りながら、様々な業種の現場に対応しています。クリーンルームから自動車、食品、滑走路設備まで、フィールドは多岐に渡ります。
「おかげさまで少しずつ右肩上がりにやれてます。ひとつの業界に偏らず、幅広く対応していけるのが我々の強みです」
今回の修理依頼は、そんな柔軟な体制と、日本ピーシーエキスパートの専門性がかけ合わさった好例でした。

生活協同組合連合会アイチョイス様
【業種】商社、通販・ネット販売
【事業内容】食材の宅配、農産物の完全産直化、個人宅配事業、化学調味料の排除、 全商品原材料の情報開示。
【創業】2011年4月1日
【従業員数】380名

■ 課題
・ピッキングライン制御用の業務用パソコンが老朽化し、メーカーの部品供給も終了
・システム停止により業務に支障が出るリスクが高まっていた
・修理不能の場合、設備更新や業務停止で約1000万円の損害が予想されていた
■ 導入
・システム部門の紹介で、日本ピーシーエキスパートに修理を依頼。
・パソコンのリフレッシュと制御ボードの手配・交換を実施。
・現場環境を適切に考慮し、延命と予防保全の両面から対応。
■ 成果
・故障機の修復および予備機の整備により、業務リスクの大幅軽減に成功。
・将来的な突発故障への備えができ、長期間の安定運用を見込める状態に。
・高額な設備更新を回避し、コストパフォーマンスが非常に高い延命対応となった。
生協連合会に加盟する各生協のために、食品の仕分けや配送を担うセンターは、日々の業務の効率化と安全運用を実現するために、徹底的な設備管理が求められています。今回、冷凍食品を中心に仕分け業務を担うセンターで使用されるシステムの要となるパソコンの延命修理について、担当者に直接伺いました。担当者は、古いパソコンの不調により生じたリスクと、適切な対策によって業務の安心感を取り戻せた経緯を熱く語ってくださいました。
目次
・老朽化した制御パソコンと、突発トラブルのリスク
・日本ピーシーエキスパートにコンサルティングを依頼
・約1000万円の設備更新を回避
・今後の展望と製造業へのメッセージ
老朽化した制御パソコンと、突発トラブルのリスク
■システムの心臓部―ピッキングラインを支える産業用パソコン
「私たちは生協の連合会として、加盟している複数の生協に向けて、冷凍・冷蔵・ドライの3品種の商品を仕分け、各配送センターへ届けています。今回トラブルがあったのは、その中でも冷凍品の仕分けを担うセンターでした」
現場で使われていたのは、すでにメーカーの保守対応が終了した古い産業用PC。予備機を含め3台の構成でしたが、うち1台はすでに修理中。残る1台でなんとか業務を支えていた中、そのパソコンが突如起動不能に。制御ボードの不調が原因で、システム全体がストップしかける事態に発展しました。
センター長 中村様「このまま使えなくなれば、代替設備への入れ替えを検討するしかない。しかし、それには約1000万円もの費用がかかってしまう。すぐには動けないし、業務への影響も甚大になる。まさに“背水の陣”という状態でした」

日本ピーシーエキスパートに修理を依頼
■突然のシステム停止と修理依頼の経緯
業務の現場では、システムが急に起動しなくなるという深刻なトラブルが発生しました。担当者によれば、既に予備機への切替えにより一時的には業務を継続できたものの、「動かなくなった状態で連絡が入った際、役員の名前も連絡網に含まれており、急ぎ対処しなければならない事態になった」とのことでした。
そこで対応を一任されたシステム部門が探し出したのが、日本ピーシーエキスパート。産業用・業務用パソコンの延命と再生に特化した技術支援を行う同社に、早急な修理対応を依頼しました。

■業務用PCの修理実績が豊富な日本ピーシーエキスパートへの安心感
「正直、最初は本当に部品が手に入るのか不安でした。でもすぐに“見つかりました”と連絡をいただき、安心感が一気に広がったんです。対応も非常にスムーズで、パソコンのリフレッシュとボードの交換という明確な提案を受け、必要な部分だけをお願いできた点も良かったですね」
現場は冷凍倉庫のため、低温などの厳しい環境に晒されています。パソコン内部の状態も老朽化のため決して良好とはいえず、今回のリフレッシュ作業によって、再整備も施され、今後の安定稼働に向けた予防保全の意味でも大きな効果が得られました。
■延命だけでは無い、今後の安心感
「結果的に、数年は安心して使える状態になりました。古いWindows7ベースの機器ですが、延命によってまた十分に稼働できるようになったのは非常に大きいですね。なにより、いつ壊れるかわからないという不安が取り除かれたことが一番です」
と担当者様は語ります。
1000万円の設備更新および、数か月の業務停止を回避
老朽化した制御用パソコンの突発的な故障は、業務全体の停止と設備一式の更新を迫る深刻な事態へと発展する恐れがありました。
新たに設備を導入する場合、約1,000万円という多大な費用が必要とされるうえ、更新完了までの数か月間業務停止を余儀なくされるため、今回は最小限の修理と部品交換による延命を選択。
結果として、業務に必要な機能を維持しながら、多額の出費および、機会損失を回避することに成功しました。必要なところだけに絞った的確な対応が、コスト面でも大きな成果をもたらしまた。
今後の展望と製造業へのメッセージ
■延命という選択が、時間とチャンスを生む
中村様はこう語ります。
「日本中、同じような悩みを抱えている現場は多いはずです。簡単に新しい設備に替えられない企業にとって、こうした延命の選択肢があることは心強い。たとえ根本的な解決ではなくても、時間を稼げれば、次の一手が見えてくるかもしれません」
古い設備も、適切なケアと対応で、もう一度“戦力”として蘇る。日本ピーシーエキスパートの手によって実現した、現場の延命ストーリーでした。


黒川製作所様
【業種】商社・代理店
【事業内容】理化学機器などの販売
【創業】昭和30年1月
【従業員数】25名

■課題
・特注検査機と連動する産業用PCが突然OS起動不能に
・10年以上使用していたPCで、前兆なしのトラブル 検査ができず、製品の出荷停止に直結
・装置まるごとの更新には数ヶ月〜1年、約2000万円の費用
■導入
・過去に依頼経験のある日本ピーシーエキスパートに相談
・現物の診断・解析後、複数プランから選択可能な見積りを提示
・専用ソフトの動作確認・部品交換まで対応し、即時検査再開が可能に
■成果
・装置買い替えや検査方法の変更を回避
・約2000万円相当の損害を未然に防止
・顧客企業からの信頼と安心感を確保
製薬・化学分野を中心に、各種分析装置の販売を手がける黒川製作所様。ある日、顧客から「検査用PCが突然起動しなくなった」という相談が寄せられました。使用されていたのは、特注の検査装置と連動する10年以上前のWindowsベースのPC。メーカーからは修理不可との回答を受け、業務継続に赤信号が灯った中、同社が選んだのは「更新」ではなく「延命」という道でした。
目次
・検査装置が停止、出荷ができない危機に直面
・過去の信頼から再び依頼。「延命」という最適解を提案
・2,000万円規模の損失回避
・日本ピーシーエキスパートに対する期待
検査装置が停止、出荷ができない危機に直面
■特注検査機と連携する産業用PCが、突然OSが起動しなくなるトラブルを発生
富山を拠点に、主に製薬会社や化学会社、電機メーカーなどに対して分析・検査装置を提供する黒川製作所様。
同社は、各企業の製品品質保証に欠かせない検査機器を、ニーズに応じて提案・販売している。今回インタビューにご協力いただいた担当者様は、製薬会社向けに導入した特注検査装置に搭載されているPCの不調により、製品出荷に大きな影響が出かねないという危機に直面していた。
■製造メーカーに相談するも、「老朽化・OS非対応で修理不可能」と判断
江川様「今回延命をお願いしたPCは、製薬会社で製品の品質管理検査に使用されているものでした。10年以上使われていた装置で、定期的な検査時に電源を入れる運用でしたが、ある日突然OSが起動しなくなったのです。前兆は一切なく、突然のトラブルでした。」
このPCは、市販品ではなく、顧客の要望に応じて特注製作された検査機器と連動しており、代替が効かないものだった。トラブル発生時、すぐに装置メーカーに問い合わせたものの、「OSのサポート終了」「部品の入手困難」などの理由から修理は不可との回答。
「出荷直前の品質検査ができないというのは非常に大きな問題でした。今回はたまたま対象製品の出荷頻度が低く、修理期間の約1ヶ月半に影響は出ませんでしたが、場合によっては数千万円単位の損害になる可能性もあったと思います。」
過去の信頼から再び依頼。「延命」という最適解を提案
■過去にも依頼経験のあった日本ピーシーエキスパートに相談
藁にもすがる思いで思い出したのが、3年前にPC修理を依頼した「日本ピーシーエキスパート」の存在だった。
江川様「以前にも古いOSのPCを修理していただいたことがあり、インターネットで『Windows95修理』とかで検索した際に見つけたのがきっかけでした。その時の対応が非常に良かったので、今回も迷わず連絡しました。」
■最小限の費用で最大限の効果が見込める延命プランを採用
診断と見積もりは非常にわかりやすく、複数の選択肢を提示してもらえたことが安心につながったという。
江川様「修理か、更新か、または予備機を準備するかという選択肢があった中で、今回は装置の使用頻度や今後の運用見通しも踏まえ、修理・延命という選択をしました。お客様の検査装置が毎日使われるものではなかったこともあり、まずは今ある機器をできる限り使いたいという判断でした。」
2,000万円規模の損失回避
■装置の入れ替えを回避し、業務継続を実現
OSとハードディスクの復旧を依頼し、インストールメディアがない状態でも日本ピーシーエキスパートは迅速に対応。結果、検査装置は「一発で起動」し、品質検査業務が無事再開された。
江川様「お客様も、これからは何かあれば日本ピーシーエキスパートさんにお願いすれば大丈夫だという安心感を持たれたようです。販売側としては装置の更新が延びることになり、ビジネス的にはマイナスかもしれませんが、信頼をつなぐという意味では大きな意味がありました。」
■結果として、約2,000万円相当の損害を未然に回避
今回の修理・延命にかかった費用と、装置入れ替えに必要な推定費用(約2000万円)を比較しても、その費用対効果は十分すぎるものだった。
江川様「装置の更新には数ヶ月、場合によっては1年単位の納期がかかることもあります。ましてや代替装置との検査データの整合性確認などにも膨大な時間が必要。日本ピーシーエキスパートさんのように、古い装置を延命してくれる専門会社の存在は非常に貴重です。」
日本ピーシーエキスパートに対する期待
「装置の更新には数ヶ月、場合によっては1年単位の納期がかかることもあります。ましてや代替装置との検査データの整合性確認などにも膨大な時間が必要。日本ピーシーエキスパートさんのように、古い装置を延命してくれる専門会社の存在は非常に貴重です。」
また、単なる修理業者ではなく「課題解決のためのコンサルティング」を行っているという点にも、大きな信頼を寄せている。
最後に、今後への期待をこう語ってくれた。
「製造業において、検査装置は売上を生む設備ではなく、更新の優先順位が低くなりがち。でも、検査ができなければ製品出荷もできない。今後も、メーカーが手を引いた装置や古いシステムの延命支援を幅広く展開していただけると嬉しいです。あまり知られていないサービスですが、もっと多くの企業に知ってもらいたいですね。」

お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました!
化学産業 S様【社名非公開】
【業種】化学産業
【従業員数】3400人

■ 課題
・17年間使用していたWindows XP搭載の業務用PCが故障
・同型の機会は処分済みで代替不可。
・新システム導入には1〜2年、機会損失、人件費含め数千万円規模のコストが想定されていた。
■ 導入
・インターネットで「パソコン 修理」等のキーワードで日本PCエキスパートを発見。
・複数の延命プランを提示され、「応急措置」を選択。
・XP環境を維持しつつ、最低限のコストで業務継続を目指す方針を採用。
■ 成果
・故障PCが復旧し、従来のアプリケーションが問題なく稼働。
・数千万円規模の損害を回避。
・担当者の負担・ストレス軽減、業務効率も向上。
製造業では、長年使い続けた業務用PCが突然動かなくなり、業務が大きく滞るケースがあります。発泡スチロールやプラスチック製品の製造・販売を手がけるS社も、まさにその状況に直面しました。
しかし、そこからPC修理延命によって業務復旧を果たした同社の事例には、今後の設備投資やIT管理に役立つ多くのヒントがあります。
目次
・17年間稼働し続けた産業用PCの突然の故障
・修理か設備更新か——「延命」という選択肢
・最小のコストで、最大の業務継続効果
・未来に向けた期待
17年間稼働し続けた産業用PCの突然の故障
■1台のPCが、倉庫業務の要だった
発泡スチロールや各種プラスチック製品の製造・販売を行うS社では、倉庫管理と出荷指示に使用している1台の産業用PCが重要な役割を担っていました。このPCはWindows XPで動作し、17年もの間稼働を続けていたものです。
ある日、ファンの異音が発生しついには画面が映らず完全に起動しない状態に。
■代替手段として現場まで足を運ぶ必要が生じ、工数・人件費が増加
システムの設計資料は一部残っていたものの、アプリケーションの開発者はすでに退職しており、再構築や新OSへの移行は困難を極めていました。加えて、同型の予備機も前年に処分済み。古いハードのため、同機種の入手も難しく、PCが使えないことで業務に支障が出始めていました。
A様倉庫システム自体は止まっていなかったものの、遠隔での出荷指示や在庫確認ができず、担当者が現場へ何度も足を運ばなければならなくなり、業務の工数とストレスが増大していました。
修理か設備更新か——「延命」という選択肢
■「自力で直せると思った」—修理をプロに任せる決断の裏側
「正直、当初は自分たちでどうにかできないかと考えました。近い機種にHDDを載せ替えようとしましたが、去年の引っ越しの際に古い機種はすべて処分してしまっていて……。今となっては、あれを残しておけばよかったと後悔しました」
パーツの入手や復旧のノウハウを持つ業者を探し、数社に相談したものの「うちでは対応できない」と断られることが続いたという。
■日本ピーシーエキスパートに出会う
そんな中、インターネット検索でたどり着いたのが日本PCエキスパートだった。
「『パソコン 修理』や型番などで検索していて、たまたまヒットしました。問い合わせた後の対応が非常に丁寧で、電話で直接話ができたことが安心材料になりました」
最小のコストで、最大の業務継続効果
-数千万円の損害を回避
修理の結果、故障していたPCは見事に復旧。従来通りXP環境でアプリケーションを動作させることができ、遠隔からの出荷指示・在庫確認業務も再び通常通り行えるようになりました。
もし修理できなかった場合、次期システムの導入までの1〜2年で発生する人件費や移動コストなどによって、数千万円規模の損失が見込まれていたといいます。さらに、担当者の負担軽減やストレスの解消といった、目に見えない業務改善効果も大きな成果でした。
未来に向けた期待
■ 修理という選択肢を広めたい
PCエキスパートについて、「単なる修理業者だと思っていた」と語る担当者。しかし実際には、業務内容や現場の負担も含めた“コンサルティング的視点”で対応してくれたことに驚きがあったという。
「当初は街のスマホ修理屋のようなイメージでしたが、松竹梅のような選択肢の提示も含め、こちらの業務に合わせた提案をしていただけたので、完全にイメージが変わりました」
点数を尋ねると「100点です。減点するところが全くない」と即答。納品後も一切不便を感じていないという。
■応援のメッセージ
最後に、日本PCエキスパートへの期待をうかがった。
「うちの会社は基本的に“置き換える”という方針で、パソコン修理はあまりしてきませんでした。でもSDGsの観点からも、使えるものは使い続けるという選択肢は今後重要になるはずです。こうした会社があること自体がとても意義深い。ぜひこれからも頑張っていただきたいと思います」

お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました。
K病院様 導入事例
- 業種
- 医療機関(総合病院)
課題
- 眼科画像システム用PC(約14年使用)の突然の故障(BIOSすら起動せず)
- 古いためメーカー・他業者では対応不可
- 故障により眼底カメラの画像が参照できず、一部の手術・検査が停止
- 約3000万円相当の業務損失のリスク
導入
- 「産業用PC 修理」でWeb検索し、日本ピーシーエキスパートを発見
- 実績と対応の早さから依頼を決定
- 複数の修理・延命プランを提案され、目的に応じて選択
- サーバーの中身(HDD含む)を一新し、現地で立ち上げサポートも実施
成果
- 業務に必要な画像システムが復旧、業務再開を迅速に実現
- 高額な設備入れ替えを回避し、費用対効果の高い延命が実現
- 長年使用によるリスクを一掃し、システムの安定運用が可能に
今回ご紹介するのは、地域に密着した総合病院の眼科部門における、システムトラブルとその解決に関する事例です。当院は複数の診療科を擁する総合病院ですが、今回のケースは眼科の画像システムに関わるものであり、その修理延命に日本ピーシーエキスパートが大きな役割を果たしました。
14年使用のPCが突然故障、業務に深刻な影響
システム故障の背景と影響
眼科の診療現場では、眼底カメラをはじめとする各種検査機器が重要な役割を担っています。
今回、眼科部門で運用されていた画像システムのサーバーとして使用されていたパソコン(約14年使用)が、突如として全く起動しなくなるという重大なトラブルに見舞われました。
BIOSもボイスも起動せず、部品の交換が必要な状況であり、しかも古い機種であったために手配が困難な状態に陥りました。
この影響は、特定の手術や検査において画像情報の参照ができなくなるという深刻なものとなり、業務全体に大きな支障をきたす結果となりました。

迅速対応と豊富な実績を評価し、日本ピーシーエキスパートに依頼
トラブル発生から解決までの経緯
故障発生後、まずはメーカーや他の業者にも相談したものの、「古すぎるため対応ができない」という回答が返ってきました。
この緊急事態において、当院は「産業用PC 修理」のキーワードでインターネット検索を実施。複数の業者を比較検討した結果、実績が豊富で提案力に優れた日本ピーシーエキスパートに依頼することを決定しました。
明快な提案とスピーディな対応
-修理か、入れ替えかの分岐点で
相談の結果、同社からは複数の対応案が提示されました。「今後の耐用年数」「業務復帰までのスピード」「費用」といった観点で病院側が判断できるよう、情報が丁寧に整理されていたことが決め手に。最終的に、サーバーの中身(ハードディスクなど)を新構成にして延命するというプランを選択しました。
修理は短期間で実施され、スタッフが現地に訪問してシステムの立ち上げまで対応。業務再開までのダウンタイムを最小限に抑えることができました。

業務復旧とコスト削減を実現
延命成功で業務再開
-約3000万円の損失を回避
今回の修理により、眼科部門の画像システムは無事に復旧。高額な設備更新を回避でき、業務も通常通り再開することができました。長年使用してきたシステムに対するリスクも低減され、今後の安定運用につながっています。
実際の修理作業中は、当日の現場にスタッフが立ち会い、システムの立ち上げや動作確認まで丁寧に行われたため、その点では十分にサポートを感じることができたようです。
費用対効果は非常に高かったと感じています。日本ピーシーエキスパートの対応は95点と評価できます。特に、現場でのサポートが手厚く、安心して任せることができました。
今後への期待
今回のトラブル解決において、日本ピーシーエキスパートは、単なるPC修理業者としての枠を超え、課題解決に向けたコンサルティング的な側面を強く評価された好例でした。
高評価のポイント
- 迅速かつ明確な提案内容
- 納品後のサポートの充実
- 費用対効果の高さ
費用対効果においても、結果として当院が負担を強いられるリスクを大幅に低減できた点は、今後の医療機関や他の産業界にとっても有益な事例となるでしょう。
最後に、今回の成功事例を踏まえ、日本ピーシーエキスパートには「今後も更なる飛躍を期待する」との応援メッセージが贈られました。
産業用PCの延命を通じた製造業支援の取り組みは、医療現場に留まらず、あらゆる業界においても大きな需要があり、今後も発展していくことが期待されています。

-PC延命で数千万の設備入れ替えが不要に
【信州大学 嶋田准教授インタビュー】

今回、お話をお伺いした信州大学の嶋田五百里様(左)、株式会社日本ピーシーエキスパート コンサルタント 森田 起也(右)
信州大学 繊維学部様
【業種】 大学教育機関・研究機関
【研究内容】化学工学の研究と触媒反応解析
【生徒数】1248(繊維学部)

課題
• 研究室で使用していたガスクロマトグラフィーの制御用パソコンが故障。
• 瞬時停電が原因で電源トラブルが発生し、起動不能に。
• 分析作業に影響が出て、卒論・修論にも支障が発生。
• 古いパソコン(10年以上使用)のため、メーカーサポート終了。
導入
• 日本PCエキスパートに修理を依頼。
• 電源トラブルだけでなく、全体の状態も診断。
• 複数の修理プランを提案し、コストに応じた選択肢を提示。
成果
• パソコンの修理に成功し、装置の延命に成功。
• 高額な設備更新(数千万円)を回避できた。
• 研究データの損失を防ぎ、分析環境を維持。
• 今後の設備更新計画の参考となる情報を得られた。
• 今後の予算申請のエビデンスとして活用可能。
長野県ににある国立大学法人信州大学様(以下、信州大学)から、ガスクロマトグラフィーという分析のための装置を制御するためのパソコンが突然立ち上がらなくなったとのご相談を受け、日本ピーシーエキスパートで延命コンサルティングを実施しました。
今回の対応について、信州大学の嶋田様に振り返っていただき、日本ピーシーエキスパートの支援による成果や率直な感想をお聞きしました。
目次
・PCが故障したことによる研究に与えた影響
PCが故障したことによる研究に与えた影響
-研究を支える分析装置とそのトラブル
嶋田先生は信州大学で化学工学の分野の触媒反応の解析を専門とされている。特に、石油精製やバイオマス燃料、プラスチックリサイクルなど、燃料や化学品の原料を生産するための触媒反応の解析や触媒設計に取り組んでいる。
今回、嶋田先生が修理を依頼したのは、ガスクロマトグラフという分析装置を制御するためのパソコンであった。この装置は、触媒反応によって生成された化学物質を分析し、どのような成分がどれくらい含まれているのかを調べるために使用される。

私たちの研究では、生成物の分析が非常に重要です。特に、新しい原料を使った反応では、どのような生成物が出ているのかを詳細に調べる必要があります。そのため、このガスクロマトグラフは研究に不可欠な装置の一つです。
修理を依頼したパソコンは、もともと中古で購入したもので、少なくとも10年以上使用されていました。ある日、研究室で瞬時停電が発生し、装置自体は問題なかったものの、パソコンが起動しなくなってしまいました。嶋田先生は「電源関係のトラブルが原因だろうと推測しましたが、自分たちでは対応できず、修理を依頼することになりました」と語る。

日本ピーシーエキスパートへの依頼の決め手
-メーカー代理店には既にサポートが終了していると断られる
分析装置のメーカー代理店に相談したところ、すでにサポートが終了しており、メーカーでの修理は不可能だった。そのため、インターネットで修理業者を探し、「古いXPパソコン」などのキーワードで検索した結果、日本PCエキスパートにたどり着いた。

「正直なところ、初めて依頼する会社にパソコンを送ることには少し不安がありました。しかし、問い合わせ後にすぐ電話をいただき、症状について詳しく相談できたので安心感がありました」と嶋田先生は振り返る。
提案内容と修理の流れ
日本PCエキスパートからは、修理に関して3つのプランが提示された。
1. 最小限の修理(故障個所の修理のみ)
2. 予防保全を含む修理(故障個所の修理に加え、今後故障しそうな部分のオーバーホール・メンテナンス)
3. 延命策の提案(将来的な安定運用を考慮したアップグレード案)

「通常、修理業者からの見積もりは1枚の簡単なもので、修理費用だけが記載されていることが多いと思います。しかし、日本PCエキスパートの提案は非常に丁寧で、どこに問題があり、どのような修理が必要なのかを明確に説明してくれました」と島田先生。
最終的に、今回は予算の都合もあり、最小限の修理を選択。しかし、パソコンの状態を詳細に診断してもらえたことで、今後の研究室の設備更新について具体的な計画を立てる参考になったという。
修理後の評価と今後の展望
修理後、パソコンは無事に復旧し、ガスクロマトグラフの分析作業も問題なく再開できた。また、修理前に懸念していたデータ消失の心配もなく、過去のデータはすべて保持された状態で返却された。

「パソコンを新品に買い替えたり、装置全体を更新するとなると、数千万円の費用がかかることもあります。それに比べると、今回の修理は10分の1以下で非常にコストパフォーマンスが高かったです」と嶋田先生は評価する。
また、日本PCエキスパートの対応についても、「修理だけでなく、今後の設備計画について考えるきっかけを提供してくれた点が非常に良かった」とのこと。
「私たちのような研究室では、古い装置を使い続けることが多いので、こうした修理業者の存在を知ることができたのも大きなメリットでした」と語った。
研究と産業の未来を支える技術
今回の修理を通じて、島田先生の研究室では単なる機器の延命だけでなく、今後の設備管理や予算計画についても新たな視点を得ることができた。「修理はあくまで手段であり、目的は研究を継続すること。その目的に沿った提案をしていただけたことに非常に感謝しています」と話す。
また、今後についても「研究室だけでなく、企業でも古い設備を活用することは重要です。新しい装置を導入するのが理想的ですが、予算の都合ですぐには難しいケースも多い。その中で、適切なメンテナンスをしながら使い続けることは、研究や産業の発展にとって大事なことだと改めて感じました」と語る。

今後も日本PCエキスパートのような専門業者と連携しながら、研究環境を維持しつつ、持続可能な技術の発展に貢献していきたいと嶋田先生は考えている。