【何にも変え難い業務を守る】老朽化開発ワークステーション延命で、開発環境を復旧[株式会社ウインズ様インタビュー]

株式会社ウインズ様

【業種】化粧品販売会社

【事業内容】ワミレス化粧品の販売、エステティックサロンの経営。
代理店への卸売、経営指導、教育。

【創業】昭和59年4月12日

【従業員数】約30人

課題

  • 開発用ワークステーションが故障し、電源が入らず完全停止
  • 基幹システム改修・不具合対応ができない状態に
  • 修理対応できる業者が見つからず、解決手段がない状況

導入

  • 検索により延命対応が可能な弊社を発見
  • 「修理可能」と明確に回答があったことが大きなきっかけ
  • 基幹システム刷新までの“つなぎ”として応急対応プランを選択

結果

  • ワークステーションが復旧し、開発・保守対応が可能に
  • 業務停止リスクや手作業対応の負担を回避
  • 基幹システム刷新までの運用継続を実現し、費用対効果も十分と評価

ワミレスコスメティックス株式会社様が直面したのは、単なる古いパソコンの故障ではない。もしこのまま復旧できなければ、基幹システム不具合対応や機能追加ができなくなり、日々の業務を支える基盤そのものに大きな不安を抱え続けることになる状況だった。

結果として、今回の延命対応によって開発環境は復旧。基幹システム刷新までのつなぎとして必要な稼働を確保し、将来の切り替えまでの時間をつなぐことができた。
担当者は当時を振り返りながら、「費用対効果は十分にあった」と語る。

目次

・開発を止める“ワークステーション停止”というリスク

・「直せない」が続く中で見えた唯一の選択肢

・刷新までをつなぐ、現実的な延命という判断

・業務継続を支えた“止めない”という価値

開発を止める“ワークステーション停止”というリスク

◾︎全国の販売活動を支える、日々の業務の中核システム

ワミレスコスメティックス株式会社様は、化粧品の販売会社として、商品を仕入れ、全国各地の販売員へ供給する役割を担っている。単に商品を流通させるだけでなく、化粧品を広めるためのイベントや勉強会の開催なども行っており、販売活動全体を支える企業だ。

その中で同社の担当部署は、商品の発注や出荷に関わるメインの業務を担っている。そこで使われている基幹システムは、受注から出荷までの流れを支える重要な基盤であり、止まれば日々の業務に大きな影響が出る。

「私の部署は、化粧品を仕入れて発注して出荷する、まさに中心の部署なんです。そこで使っているシステムなので、これがないと注文も受けられないし、出荷までの作業もできなくなってしまいます」

今回延命対応を依頼した機器は、その基幹システムそのものではなく、システムの開発や改修、修正対応に使っている開発用ワークステーションだった。普段は表に出ない存在だが、基幹システムを維持し続けるうえでは欠かせない一台である。

◾︎2014年から稼働していた開発用ワークステーションが突然停止

問題のワークステーションは、2014年末に稼働を開始したものだった。2026年時点で、すでに12年近く使い続けていたことになる。担当者も「非常に古く、いつ壊れてもおかしくない状態だった」と話す。

そしてその時は、前触れもなくやってきた。

「電源ユニットが駄目だったようで、電源がつかなくなってしまいました。本当にある日、急に、という感じでした」

コンセントや電源周りなど、まず思いつく範囲の確認は行った。しかし状況は変わらない。立ち上がらない以上、開発環境としては何もできない。仕様確認も、不具合修正も、機能追加も止まることになる。

「現行システムはそのまま動かせても、もしトラブルが出た時に手が打てないんです。そこが一番大きかったですね」

復旧できない状況が続く中で見えた唯一の選択肢

◾︎困ったのは“今すぐ全面停止”ではなく、“復旧できない状態が続く”ことだった

今回のケースで特徴的なのは、今この瞬間に受注も出荷も止まる、という種類の障害ではなかったことだ。現行システムそのものは稼働していたため、表面上は業務が止まっていないようにも見える。だが、その裏では大きな不安が広がっていた。

開発環境がないということは、そうした「もしも」に何も対応できないということでもある。

実際、少し前にはインボイス制度への対応も発生していた。経理部門に関わる複雑な修正が必要となり、古いツール環境でしか対応できない事情もあったという。

「外部に出したら対応できないか、できたとしても相当な金額がかかる内容でした。あの時は、開発環境が動いていたからこそ対応できたんだと思います」

だからこそ、今回も「直せるかどうか」が会社にとって極めて重要なテーマになった。

◾︎“直せる会社が見つからない”という壁

ワークステーション停止後、古いPCに強いとされる街の老舗PCショップ、Web検索で見つけた古いパソコン修理をうたう業者、さらにメーカー系の法人サポートにもあたった。

しかし返ってきたのは、はっきりした可否ではなく「送っても直せず返却になる可能性がある」という回答ばかりだった。

「できません、できません、で、そもそも検討する余地がないというか。直せないならどうしよう、というところでした」

そんな中で、日本ピーシーエキスパートの提案は明確だった。

「うちなら直せます、と言ってもらえたんです。そこで初めて、直せるという選択肢が生まれました。それが本当にありがたかったですね」

担当者にとって印象的だったのは、価格や条件以前に、まず“対応可能”という明確な答えが得られたことだった。

刷新までをつなぐ、現実的な延命という判断

◾︎決め手になったのは、開発環境刷新までをつなぐための現実的な選択肢だったこと

提案内容については、資料を渡されるだけではなく、Webミーティングで会社紹介から修理方針、複数プランの違いまで丁寧に説明を受けたという。

「見積書だけ届くのかと思っていたら、ちゃんと画面共有で説明してくださって、すごく分かりやすかったです」

プランが複数あったことも、社内で検討を進めるうえで助けになった。今回選んだのは、応急対応にあたるプランだった。背景には、すでに社内でシステム刷新の計画が進んでいたことがある。

つまり今回は、今後何十年もその一台を使い続けるためではなく、刷新完了までの限られた時間を確実につなぐことが目的だった。その意味で、提案内容は非常に現実的だったといえる。

◾︎数字だけでは測れない費用対効果

今回の延命対応ができなかった場合の損害について、担当者は明確な金額換算の難しさも認めている。だが一方で、もし繁忙期に大規模な修正が必要になり、それを手作業で対応するしかない状況になれば、現場負担は膨大になるとも話す。

「一件ずつ手で直すことになると、本当に大変です。何百件、場合によっては千件単位になることもありますから」

単純な修理費だけでなく、「もしもの時に対応できる状態を維持できたこと」そのものに価値がある。

現時点では、必要な役割を果たしており、費用対効果は十分だと感じている。

「次のシステム刷新までしっかり持ってくれれば、結果的には安いと思います。現時点では、費用対効果は十分にあると感じています」

業務継続を支えた“止めない”という価値

◾︎修理ではなく、その先の業務を見ている会社だと感じた

日本ピーシーエキスパートのサービスについて、担当者はこう話した

「実績の紹介も見ていて感じたんですが、見ているのは機械そのものじゃないんですよね。その先にある会社とか業務とか、担当者の困りごとを見ている会社なんだなと思いました」

今回の経験を通じて、今後また同様の問題が起きた時には、まず相談したい窓口になったという。グループ会社にも古いシステムや機器が残っており、今後も同じような課題が発生する可能性は十分にあるからだ。

「もし何かあったら、まず相談させていただきたいです。自信を持って、PCエキスパートさんなら直してもらえますよ、と紹介できます」

◾︎今回の経験で変わった、古い機器との向き合い方

今回の対応を経て、社内での運用面にも変化があった。特に意識が変わったのは、温度管理の重要性だという。

説明の中で、機械の稼働時間や温度と故障リスクの関係について話を聞き、サーバールームの温度設定をこれまで以上に下げた。電気代は上がるものの、機器停止のダメージに比べれば大きな問題ではないと判断した。

「今は20度くらいまで下げています。少し寒いなと思うくらいですが、それで機械が長く持つなら、その方がいいと考えています」

また、古い機器は一度停止するとそのまま起動しなくなることもあるため、再起動のタイミングなどにもこれまで以上に慎重になったという。延命対応をきっかけに、設備の使い方そのものを見直す意識が高まった。

最後に

担当者様はこう語った

「こういう会社さんがあることで救われている企業はたくさんあると思います。古いものを使い続けなければならない事情は、どうしてもなくならないので、ぜひ今後もこのスタンスを維持して続けていってほしいです」

古い機器を、ただ延命するのではない。そこにつながる業務や人、そして会社の継続を支える。
今回の事例は、その価値を静かに、しかし確かに伝えている。

お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました。

カテゴリー: