老朽化した制御PCの延命で、精米工場の稼働を守る一数千万円のコストダウンに成功!【ユアサ・フナショク株式会社様インタビュー】

ユアサ・フナショク株式会社様

【業種】総合食品商社

【事業内容】食品・食材の卸売、ビジネスホテルの経営、不動産の賃貸

【創業】1937年(昭和12年)1月18日

【従業員数】225名

課題

・精米工場の15年以上稼働していた制御用PCが、12月以降に頻繁にフリーズして工場停止の危機

・メーカーサポート終了、他業者も「修理不可」「部品調達不能」と対応を断念

・停止が長引けば数千万円規模の損失が発生する恐れ

導入

・数々の実績を持つ「日本ピーシーエキスパート」に修理を依頼

・安定稼働を狙い、既存環境を新ハードへコピー&延命するプラン及び、予備機制作を選択

・海外ネットワークを活用して国内調達不能な部品を入手・交換

成果

・工場ラインは停止せず稼働継続を実現 設備更新までの1~2年の猶予を確保

・数千万円規模の損失を回避し、コスト・時間を大幅削減

・予備機制作も行い、故障前より圧倒的安定稼働を実現

千葉県で食品卸売業を営むユアサ・フナショク株式会社様。同社の精米工場では、長年にわたり3台の産業用パソコンで製造ライン全体を管理・制御してきた。しかし、その「要」となるPCがついに限界を迎え、工場全体の稼働停止という危機に直面することに。そんな窮地を救ったのが、日本ピーシーエキスパートの「延命・修理サービス」だった。

目次

・制御用PCの停止による業務への影響

・PCの延命・修理を依頼した理由

・日本ピーシーエキスパートに依頼するメリット

・日本ピーシーエキスパートに対する期待

制御用PCの停止による業務への影響

◾︎15年以上酷使された”司令塔”

「このパソコンが止まったら工場は動きません。精米、包装、重量管理、帳票出力…すべての工程が一台に集約されていたんです」と語る担当者。

使用されていたのはWindows 7を搭載した産業用PC。導入から15年以上が経過しており、すでにメーカーのサポートは終了。他業者に相談しても「修理不可」「交換しかない」と断られ続けたという。

そんな中で見つけたのが、日本ピーシーエキスパートだった。

◾︎止まったら終わりの恐怖と緊急対応

「12月に2度フリーズが発生して、もう電源の入れ直し以外に回復手段がないと言われたときは、正直、血の気が引きました」

停止すれば、工場ラインはすべてストップ。代替生産を外部に依頼すれば、納期もコストも大幅に跳ね上がる。最悪、数千万円規模の損失が出る可能性もあったという。

ネットで「Windows 7 修理」「産業用PC 延命」などあらゆるキーワードを駆使して検索。実績と信頼性を重視し、日本ピーシーエキスパートにたどり着いた。

PCの修理・延命を依頼した理由

◾︎実績と柔軟な提案力が決め手

依頼の決め手となったのは、数々の研究機関や大手企業での修理実績、そして複数の選択肢を提示する柔軟な対応力だった。

「予備機制作、修理+延命、応急修理など複数のプランを提示してもらって、丁寧でわかりやすかった。今回は一番長く使える形で、修理+延命のプランを選びました」

結果、PCの延命に成功し、工場は無事稼働を継続。長年使い続けたシステムを急遽入れ替える必要もなく、コストと時間の大幅な削減につながった。

◾︎「世界中から探せる安心感」

「どこも修理を断る中で、日本ピーシーエキスパートさんだけが“世界中から部品を探せます”と言ってくれた。あれは本当に安心材料でした」

実際、日本国内では調達できなかった部品を、海外のネットワークを通じて入手し、修理を実現。万が一に備えて作業後のサポート体制もしっかり整っており、依頼から納品後まで不安なく任せられたという。

日本ピーシーエキスパートに依頼するメリット

◾︎ただの修理屋ではない

日本ピーシーエキスパートは、単なる修理屋ではなく、工場の安定稼働を支えるために、さまざまなプランを提案できる提案力が強みです。次回の更新は数年後となるため、それまで安定稼働を維持できるよう、「修理+延命プラン」を選択し、さらに予備機の製作も依頼して、絶対に工場を止めない体制を構築してもらいました。

「最悪の場合、工場を手動で一部だけでも動かす計画まで立てていましたが、それも必要なくなって本当にホッとしました」。

◾︎費用対効果について

最終的に、PCは無事修復され、精米工場の稼働は維持。設備更新の話し合いが進んでいるとはいえ、新システムの導入には1~2年の時間がかかるのが現実です。その「つなぎ」として、今回の延命処置がもたらした価値は計り知れません。工場が停止し、製造が外注となれば、数千万円規模の損失が発生していた可能性もあるといいます。

「費用対効果としては、圧倒的に安かったです。なにより工場を止めずに済んだということが最大の成果です」。

日本ピーシーエキスパートに対する期待

◾︎これからの期待

修理完了後も、安定稼働を続ける同工場。納品後のサポートにも特に不満はなく、安心して運用できているとのことです。インタビューの最後、担当者はこう語りました。

「本当に“困ったときの最後の砦”だと思いました。日本中を探しても見つからなかった解決策を、ここでは見つけられた。世界中から部品を集められる体制があるというのも、本当に心強かったですね」。

今後も日本ピーシーエキスパートは、産業用PCの延命を通じて、製造業の現場を支えていきます。技術の進化とともに失われゆく「古いけれど必要なもの」を守るために――。その存在価値は、今後ますます高まっていきそうです。

お忙しい中インタビューにご協力頂きありがとうございました

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